
食べてみた感想など
「名代富士そば 上野店」でのみ販売されている「明日葉天そば」。先日、上野まで足を運ぶ機会があり、たまたま見かけましたので、とりあえずそちらをいただいてみることに。
存在感の大きな明日葉天、食べ応え抜群でした。とにかく大きな葉物なのに、結構食べやすく、かけそばともよく合っておりました。今回は熱々でいただきましたけれども、冷たいそばでも美味しくいただけそうです。
明日葉が伊豆大島産の直送品だそうで、そこも美味しさのうちなんでしょうね。
ともあれ、また機会があれば、明日葉を食べてみたいものですね。なるべくなら、違う形でも。
【参考】お知らせ – 富士そば上野店 伊豆大島 産地直送の明日葉天を始めました。|お知らせ|名代 富士そば(ダイタングループ)

「明日葉」について
明日葉とは?
明日葉(あしたば)は、日本原産のセリ科の多年草です。学名は「Angelica keiskei」。
「今日摘んでも、明日には新しい芽が出る」と言われるほど、生命力・再生力が強い植物で、この特徴から「明日葉」という名前がつけられました。
主に伊豆諸島(特に八丈島)や房総半島、三浦半島などで自生・栽培されています。
見た目と味
- 見た目: セリやミツバに似た形をしており、緑色の葉と太めの茎が特徴です。
- 味: 独特のほろ苦さがありますが、後味にほんのり甘みが残ります。苦みが気になる方は、天ぷらやおひたしにすることで食べやすくなります。

栄養と効能
明日葉は「健康野菜」としても注目されており、以下のような栄養が豊富に含まれています。
- カルコン類(※):明日葉特有のポリフェノール。抗酸化作用・抗菌作用があるとされる。
- ビタミン類:特にビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEが豊富。
- 食物繊維:腸内環境を整える。
- カリウム:余分な塩分を排出し、むくみを防ぐ。
- β-カロテン:免疫力向上、皮膚や粘膜の健康維持。
※カルコン類:ポリフェノールの一種で、体内の酸化を防ぐ「抗酸化作用」に役立つ成分です。
どんな食べ方がある?
明日葉は生で食べるよりも、加熱調理で使われることが多いです。
- 天ぷら:明日葉特有の苦みが和らぎ、香ばしさが際立つ。
- おひたし:さっと茹でて、しょうゆや出汁で味付け。
- 炒め物:豚肉やベーコンと一緒に炒めると食べやすい。
- スムージー:青汁やスムージーの材料としても使われる。
- 明日葉茶:乾燥葉をお茶にする。クセが少なく飲みやすい。

どこで買える?
- 生の葉:道の駅や産直市場、東京などでは伊豆諸島アンテナショップなどで手に入る。
- 加工品:乾燥粉末、サプリメント、青汁用粉末として通販でも流通。
どんな人におすすめ?
- 健康を意識している人
- 便秘気味の人(食物繊維が豊富)
- 美容やアンチエイジングに関心がある人(抗酸化作用)
注意点
明日葉は健康に良いとされますが、一度に大量摂取するのは避けたほうが良いとされています。特に胃腸が弱い人は、少量から試すのがおすすめです。
