
このポストについて
埼玉県越谷市の越谷市役所に設置されている、巨大なフィギュアが特徴的なポストです。これまでに様々なポストを見てまいりましたが、これだけ大きなフィギュアがポストのそばに置かれているところを見るのは初めてです。ポスト自体は何の変哲も無い、標準的な真っ赤のデザインとなっているだけに、フィギュアがかなり目立ちます。
このポストが設置されたのは昨年(2024年)の3月頃と、割と最近のこと。手入れがきちんとされているのもあってか、巨大フィギュアも綺麗な状態となっていました。願わくは、このまま維持いただきたいものでございます。
ちなみに巨大なフィギュアのキャラクターには「ガーヤちゃん」と言う名前がついています。ポストにもその旨の説明が付いている他、背面にも英語やローマ字表記で記載がございます。
【参考】越谷特別市民「ガーヤちゃん」の郵便ポストを設置しました! 越谷市公式ホームページ

設置場所について
越谷市役所の敷地内、エントランス棟入口のすぐ近くに設置されています。設置場所に行くだけなら、土日祝日でも可能です。東武線の越谷駅から歩いて10~15分と、割と行きやすいところにあるというのも行きやすくて良いですね。
越谷駅周辺には、「ガーヤちゃんの蔵屋敷」をはじめ、ガーヤちゃんを見られる場所がいくらかあります。観光ついでに立ち寄ってみるのも良いかもしれませんよ。

「ガーヤちゃん」について
埼玉県越谷市の公式キャラクター「ガーヤちゃん」は、地元の魅力を発信するために誕生したユニークな存在です。以下に、性格や特徴、活動内容、生まれた経緯などについて紹介します。
誕生の背景と名前の由来
ガーヤちゃんは、越谷市の特産品「こしがや鴨ネギ鍋」をPRするため、2005年(平成17年)に越谷商工会青年部の発案で誕生しました。この鍋料理は、市内にある宮内庁埼玉鴨場の「鴨」と、地元の名産「越谷ネギ」を組み合わせたものです。名前は全国公募により、鴨の鳴き声「ガーガー」と地名「越谷(がや)」を組み合わせた「ガーヤちゃん」に決定され、2006年(平成18年)11月に命名されました。
【参考】越谷特別市民「ガーヤちゃん」のイラストをご利用ください! 越谷市公式ホームページ

外見の特徴
ガーヤちゃんは、鴨が鍋に入り、背中に越谷ネギを挿したユニークな姿をしています。このデザインは「鴨がネギを背負って鍋に入る」ということわざをモチーフにしています。また、哀愁漂う表情が特徴で、その独特のスタイルが市民から親しまれています。
性格とキャラクター
ガーヤちゃんの性格は、おっとりしていて、少しだまされやすい一面もあります。その愛らしい性格とユニークな外見から、「孤高の哀キャラ(哀愁のキャラクター)」として、他のゆるキャラとは一線を画す存在となっています。
【参考】越谷特別市民ガーヤちゃんさんのプロフィールページ(Ameba)

活動内容
ガーヤちゃんは、越谷市の特別市民として、さまざまなイベントに参加し、地域のPR活動を行っています。市内の祭りや産業フェスタなどに登場するほか、越谷駅東口にある観光物産拠点施設「ガーヤちゃんの蔵屋敷」では、地元の特産品やお土産の販売を通じて、越谷の魅力を発信しています。
特別市民としての地位
2011年(平成23年)11月27日、ガーヤちゃんは「こしがや産業フェスタ2011」にて、越谷市長から特別住民票を交付され、正式に「越谷特別市民」となりました。この特別な地位により、ガーヤちゃんは市の公式キャラクターとして、さらに広く活動の場を広げています。
