
食べた感想
島根県出雲市の「道の駅 大社ご縁市場」内にある「そば処 吉兆」さん。出雲大社からは若干離れてはいますが、十分徒歩圏内と言える範囲に位置しており、出雲そばを堪能できるお店の1つとしても知られております。
こちらのお店では「出雲そば」や丼物の他、平日限定で「定食」を提供しております(一部対象外の時期あり)。内容は6種類の中から日替わりで3種類となっており、当時訪れた際には「さばの味噌煮定食」が注文できるようになっておりました。年がら年中蕎麦というわけにもいきませんし、観光客の中には蕎麦を食べる気分でない方もいらっしゃるでしょうし、良い配慮だと思います。
内容としては「サバの味噌煮込み」の他に、炊き込みごはん、お味噌汁に小鉢・お漬物と、ごくごく普通のセット。優しい味わいでもあり、健康的な食事とも言えるものだと思います。「出雲そば」などの名物を食べるのも悪くはないですが、やはりこういったものも食べたくなるのですよね。
なお、これを食べた当時は700円だったのですが、一時期850円に値上がりし、来月7月1日からはさらに1,000円に値上がりするそうなのです(価格はいずれも税込)。お米を中心に物価高がこういったところにも波及しているところを感じてしまい、世知辛い思いにもなります。ただ、仕方のないことではありますけれどもね。
《参考情報1》定食メニュー紹介(「そば処 吉兆」公式Instagramから)
《参考情報2》定食の値上げを告知する投稿(「そば処 吉兆」公式Instagramから)

「道の駅 大社ご縁市場」について
島根県出雲市の観光名所・出雲大社から徒歩約10分という立地にある「道の駅 大社ご縁市場(たいしゃごえんいちば)」は、出雲観光の拠点として2019年に開業しました。地元の特産品やグルメ、お土産品を一堂に集めた市場形式の施設で、観光客のみならず地元住民にも親しまれています。「ご縁の地・出雲」の名にふさわしく、人と人、人とモノのつながりを大切にした空間作りが特徴です。
施設内では、地元出雲産の野菜、魚介、和菓子、日本酒などが販売されており、出雲の食文化を存分に味わえます。また、出雲そばやしじみ汁といった郷土料理を提供する飲食店「そば処 吉兆」や、地元醤油や味噌を使った加工品の販売コーナーもございます。日替わりで開催されるマルシェイベントや試食販売もあり、いつ訪れても新しい出会いがあります。
駐車場も広く、観光バスにも対応しており、出雲大社への参拝や周辺観光の前後に立ち寄るのに最適なスポットです。施設内には観光案内所もあり、近隣の観光情報を得ることができるのも嬉しいポイント。地元スタッフによる観光案内や、出雲弁でのおもてなしも観光客に好評です。
「大社ご縁市場」は、道の駅としてだけでなく、地域の農業・水産業・観光業を支える重要なハブとしての役割も果たしています。地域住民による出店やイベントの開催など、地元とともに発展していく「開かれた市場」として、今後さらに注目される存在です。
参考情報
- 出雲のランチ・お土産処|道の駅ご縁広場 出雲物産館(公式サイト)
- そば処吉兆(公式サイト)
- そば処吉兆 公式Instagram
