
食べた感想など
もはや恒例となっている「松屋外交」メニュー。海外ご当地グルメを松屋風にアレンジした料理、今回はスリランカ料理だそうです。その名も「デビルチキン」。物騒な名前ですが、事実なのだから仕方がありませんね(苦笑)。なお、「デビル」(もしくは「デビルド」)とは激辛のことを指すのだそうです(後述)。
また、こちらは今年3月にはテスト販売されていたのですが、そのときは残念ながら食べられませんでした。それだけに、今回無事に食べることができて嬉しいのです。
肝心の味についてですが、松屋だからこそできる激辛メニューというところですね。思ったよりは辛かったです。さすがに「水煮牛肉」ほどではありませんが、それでもなかなかの辛さだったと思います。辛いものが平気な私にとっては美味しく完食いたしました。一方で、前の「本格四川風麻婆豆腐」が我慢できなかった方は、おとなしく諦めた方が良いでしょう。
特徴についてですが、辛めに味付けされたソースと焼き上げられた鶏もも肉が本当によく合うのです。あの「ごろチキカレー」を、唐辛子や香辛料をたっぷり入れ込んでスリランカ風にアレンジしたものといった感じで、ご飯ともピッタリ合うんですよね。辛いものが大丈夫な私にとっては、これもまた良いものに巡り会えたと思っております。
次から次へと意外なメニューを登場させてくる「松屋外交」シリーズ。次はどんなものが登場するのか、期待したいところでございます。

参考情報
- 松屋外交メニュースリランカ編!「デビルチキン」発売|松屋フーズ
- 《メニュー情報》デビルチキン|メニュー|松屋
- 松屋がスリランカ大使館と協力して開発! 松屋外交メニュー「デビルチキン」が本日8日(火)全国発売~松屋流アレンジで辛さと“悪魔級”の旨さ際立つスパイスチキン料理 – ネタとぴ
- 松屋でスリランカ料理! 鶏肉のスパイスチリソース炒め「デビルチキン」を56店舗で本日25日(火)からテスト販売~駐日スリランカ臨時代理大使のセサット・タンブガラ氏も実食 – ネタとぴ

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【参考】スリランカ料理「デビルチキン」とは
スリランカ料理の「デビルチキン(Devilled Chicken)」は、スパイシーで刺激的な味わいが特徴の炒め料理で、現地ではおつまみやおかずとして親しまれています。英語の「Devilled(デビルド)」には「激辛に味付けした」という意味があり、その名の通り唐辛子や黒胡椒をふんだんに使い、強い辛みと旨みをもった一品に仕上げられています。鶏肉は骨付きまたは一口サイズにカットされたもので、表面が香ばしくなるまで炒められるのが一般的です。
この料理には、スリランカ特有のスパイスミックスやカレーリーフ、醤油、ケチャップなどの調味料が使われ、甘辛くもありながらスパイシーな味わいが絶妙に調和しています。玉ねぎ、ピーマン、トマトなどの野菜も炒められ、彩りと食感のアクセントになります。中華料理の影響も見られるこのスタイルは、「スリランカン・チャイニーズ」と呼ばれるジャンルに属することもあります。
デビルチキンは、ライスと一緒に主菜として楽しむだけでなく、ロティ(スリランカのパン)やお酒のお供としても人気です。家庭料理としてだけでなく、レストランや屋台でも広く提供されており、観光客にも「スリランカ料理の辛旨代表」として親しまれています。また、鶏肉の代わりにエビやイカを使った「デビル・プラウン」「デビル・カラマリ」などのバリエーションも存在します。
《参考資料1》スリランカ「デビルチキン」の作り方(Joy of Eating the World)
《参考資料2》スリランカ風デヴィルド・チキンのレシピ -TIRAKITA レシピ
