
この写真について
こちらは東武東上線の「つきのわ駅」北口を出てすぐのところに設置されているデザインマンホールです。昨年2024年に、埼玉県滑川町が町制施行40周年を迎えるとともに、町の下水道事業が30周年となったことを記念し制作されたもの、とのことです。なお、滑川町公式サイトに掲載された「マンホールカード」によれば、デザインは公募で選ばれたそうです。
背景には滑川町の地形が描かれており、町制施行40周年を記念したロゴが大きく記されております。町章をあしらった「40」の数値の上には、町のマスコットキャラクター「ターナちゃん」が小さく描かれております。
デザインマンホールとしては割とシンプルなイメージですが、記念デザインとしてはこれ以上ないくらいの良い形だと思います。訴求力もあって、町の歴史や重みもほんの少しでも感じられるというものです。
これからも滑川町が少しでも長く続いていき、ますます発展していくことを願うばかりでございます。
※なお、マンホールカードは現在在庫切れにつき配布休止中です。記事公開時点では再開は未定とのことですが、最新の情報は滑川町までご確認よろしくお願いします。

関連リンク
- マンホールカードの配布終了に/滑川町
- 下水道供用開始30周年記念パンフレット「なめがわの下水道」(PDF資料) ※2ページ目に当該マンホールの記載あり
【参考】埼玉県滑川町について
埼玉県滑川町(なめがわまち)は、埼玉県中部に位置する町で、比企郡に属しています。東武東上線の森林公園駅を中心に発展し、首都圏への通勤圏内としても人気があります。町名は古くからの地名に由来し、江戸時代には宿場町や農村として栄えました。現在も農業が盛んで、特にブルーベリーを始めとした果樹栽培が知られています。
自然環境に恵まれており、町の北東部には国営武蔵丘陵森林公園があります。この公園は四季折々の花々や広大な芝生広場、サイクリングコースなどが整備されており、関東有数のレクリエーションスポットとして多くの観光客が訪れます。また、周辺には雑木林や田園風景が広がり、里山の自然を感じられる環境が残されています。
交通の便は比較的良好で、東武東上線により川越や池袋方面へ直通でアクセスでき、関越自動車道の嵐山小川ICや東松山ICも近く、車での移動にも便利です。この利便性と自然環境のバランスの良さから、近年は住宅地としての人気も高まっています。
教育や子育て支援にも力を入れており、保育園や小中学校の整備、地域交流イベントの開催などが行われています。また、町として環境保全や地域資源の活用を進め、持続可能なまちづくりを目指しています。静かな暮らしと都市へのアクセスの良さを両立できる点が、滑川町の魅力といえます。