【ご当地グルメ】そばつゆ仕立て黒豚しゃぶしゃぶ(2025年6月)【かごしまね誕生祭2025】

「かごしまね生誕祭2025」にていただいた「そばつゆ仕立て黒豚しゃぶしゃぶ」(2025年6月撮影)

食べた感想など

今更ではあるのですが、2025年6月に東京都内で実施されました「かごしまね生誕祭2025」にて、「そばつゆ仕立て黒豚しゃぶしゃぶ」を食べておりましたので、そのときの写真でも載せることにいたします。

全体として割とあっさり目の味わいだったのですが、やはり黒豚の旨味が絶品で、さすが鹿児島の豚肉であると思わずにはいられませんでした。また、豚肉の旨味が出汁の中にも入り込んでいて、おまけに野菜も入っていて、食べ応えバッチリでございました。良い豚を使っているだけで、こんなにも素晴らしい肉野菜スープになるものなんですね。

お値段については800円(税込)でした。黒豚を使用していたこともあり結構良いお値段だったのですが、それだけの価値は絶対にあったと言えるでしょう。むしろ、鹿児島の黒豚をこれくらいのお値段で味わえるのなら、安いものではないでしょうか。

鹿児島の黒豚など、普段は食べる機会に恵まれることはありません。それだけに、貴重な経験ができて本当に良かったと思います。また次なるご縁があることを願うばかりでございます。

「かごしまね生誕祭2025」の「黒豚料理」販売ブース(2025年6月撮影)

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【参考】かごしま黒豚の特徴

かごしま黒豚は、鹿児島県を代表する特産品であり、日本三大黒豚の一つとして知られています。ルーツは約400年前に琉球を経由して中国から伝わった豚で、現在はバークシャー種を中心に改良が重ねられています。黒毛に白い四肢が特徴的で、厳格な基準に基づき「かごしま黒豚」として認定されるため、品質の高さが保証されています。

肉質の特徴としては、きめ細かく柔らかい赤身と、さっぱりとした甘みのある脂身が挙げられます。特に脂は口溶けが良く、しつこさを感じさせないため、豚肉特有の脂っこさが苦手な人でも食べやすいのが魅力です。また、黒豚は一般的な豚に比べて保水性が高く、調理してもジューシーさを保ちやすいのも大きな特徴です。

飼育方法にもこだわりがあり、鹿児島県内ではサツマイモを飼料の一部として与える「かごしま黒豚生産基準」が設けられています。これにより、肉質の甘みや風味が増し、他の豚肉にはない独特の旨みが生まれます。こうした伝統と管理体制が「かごしま黒豚ブランド」の信頼性を支えているのです。

鹿児島では黒豚しゃぶしゃぶやとんかつ、角煮など多彩な料理で楽しまれており、観光客にも人気があります。特に黒豚しゃぶしゃぶは、肉の旨みをダイレクトに味わえる代表的な食べ方として広く知られています。地域の食文化と結びついた「かごしま黒豚」は、鹿児島の食の象徴として国内外で高く評価されています。

参考資料

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