
この写真について
埼玉県深谷市の「しげただくん」が描かれた、ごくごくシンプルなデザインマンホールになっております。設置場所は、JR深谷駅から深谷市役所へ向かう道の途中、ちょうど中間地点あたりにございます。道が広々としていて割と分かりやすい場所に設置されているので、発見も容易でしょう。
この「しげただくん」自体が2022年に誕生した、割と新しいキャラさんでございます。活動が深谷市内を中心としているようで、私自身も撮影当時(2024年12月)時点では市外のイベント等でお見かけしたことがありませんでした(その後2025年6月の「ふっかちゃん」イベントでようやく会うことができました)。
ただ、こうしてマンホールをチェックすることによっても新たな出会いがあるものなのですよね。これだから、マンホール巡りもなかなか止められないのです。
この記事の参考情報
【参考】「しげただくん」とは
「しげただくん」は、埼玉県深谷市を本拠地とする、地元の武将・畠山重忠公をイメージしたゆるキャラです。2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放送開始に合わせ、深谷市の出身である畠山重忠を市民に広く認知させる目的で誕生しました。
深谷市教育部文化振興課によると、市内の小中学生による投票の結果、「しげただくん」は中学生部門で1位を獲得したキャラであり、愛馬「三日月」を背負い、愛刀「葱丸(ねぎまる)」を携えています 。 性格は正直で曲がったことが嫌い。趣味は馬遊びや相撲、得意技は大食いという設定があり、チャームポイントはキラリとした瞳。
モデルである畠山重忠は鎌倉時代初期に源義経とともに活躍した名将で、一の谷の戦いで愛馬を守るため馬を背負ったという伝説を残しています 。このエピソードをそのままデザインに反映し、馬を背負う「しげただくん」の特徴となっています。
「しげただくん」は、深谷市の史跡である畠山重忠公史跡公園や、その他の地元のイベントを中心に登場し、地元キャラ「ふっかちゃん」や近隣市町村のキャラとも交流しています 。小学校では「馬背負いリレー」を応援する姿も見られ、子どもたちの身近な存在になっています。