【ゆるキャラ】7月11日は「豆乳さん」の誕生日です

「ご当地キャラカーニバルinぐんま2024」でステージに立つ「豆乳さん」(2024年9月29日撮影)

この写真について

2024年9月下旬に群馬県で実施された「ご当地キャラカーニバルinぐんま2024」での一幕でございます。破天荒なキャラでおなじみの「豆乳さん」。この場で披露したものもまた、とんでもなくすごいものだったと思います(抽象的な言葉でしか表現できません。ごめんなさい!)。

豆乳さんは大小を問わず様々なイベントに姿を現しているもので、とても活動的な印象がありますね。キャラ集合イベントはもちろんのこと、ラジオ番組にも登場されている他、アイドルグループのライブにも参加することがあり、フットワークの軽さでいえば随一の存在と思っております。この辺りは私も見習わないといけません。

また、「ゆるキャラ」を名乗る一方、行く先々で「ゆるキャラ」の常識をかなぐり捨てるかのような行動の数々を見せるというところから、良くも悪くも印象に残りやすいキャラクターですね。かの有名な某暴露系インフルエンサーに取り上げられたこともあるくらい、あくの強さでは比類無きものと言えると考えています。顔だって着脱できますし両手だって付け外し自由ですが、だから何だってものですね。

そんな豆乳さんがいるからこそ、イベントそのものの印象の強さも、またとんでもないものだと思います。子供からも大人からも注目を集める存在でもありますし、こういった存在もひっくるめてのキャラクター業界、常日頃から賑やかにさせる存在も必要というものでしょう。

ともあれ、13周年、本当におめでとうございます。これからも豆乳さんにとって良き日々でありますように。

「ご当地キャラカーニバルinぐんま2024」ステージ上で芸をしている「豆乳さん」(2024年9月29日撮影)

【参考】「豆乳さん」について

豆乳さんは、秋葉原を拠点に活動する日本豆乳協会公認のゆるキャラで、調整豆乳のミルクカートンをモチーフにしたユニークなキャラクターです。2012年に「ちょうせい豆乳くん」としてデビューし、2022年10月12日に「豆乳さん」へと改名しました。本名は「トリンドルたかし」で、豆乳星から地球にやってきたという設定を持ち、秋葉原の街を散歩したりイベントに参加したりしながら、豆乳の魅力をPRしています。特徴的な四角いフォルムと、ゆるキャラとしては珍しく自ら喋るスタイルで、個性的な存在として知られています。また、弟キャラクターである「むちょうせい豆乳くん(サイトウ・F・ヨースケ)」と共に活動することもありますが、最近は豆乳さん単独の活躍が目立ちます。

豆乳さんの活動は、秋葉原の街おこしや地域イベントに深く関わっています。たとえば、2015年には「FMヨコハママラソン」の10キロ部門を完走し、ゆるキャラとしては異例のハーフマラソン挑戦を表明するなど、アクティブな一面も見せました。さらに、2024年には秋葉原のゴミ問題に対して「誰か…この街を救ってくれ」とXで発信し、社会的なメッセージを伝えるなど、地域への愛着を示しています。一方で、着ぐるみのオークション出品や「整形失敗」といったユーモラスな話題で注目を集めることもあり、ゆるキャラ界の「異端児」として親しまれています。

豆乳さんの魅力はそのユニークなキャラクター性にあります。公式Xアカウント(@mamenitounyu)では、ユーモアたっぷりの投稿や、時には「10年以上活動しても売れない」と自虐的なつぶやきを披露し、ファンとの距離を縮めています。2023年には、北海道のイベントでハサミの切れ味が原因で「整形失敗」したエピソードを公開し、話題になりました。このような親しみやすい失敗談や、秋葉原の街での気さくな交流が、豆乳さんの人気を支えています。また、テレビ出演や街での目撃情報も多く、知名度は着実に上がっているものの、本人は「知名度と人気が比例しない」と悩む一面も見せています。

豆乳さんの活動は、イベント出演やSNSでの発信だけでなく、秋葉原での直接的な交流にも及びます。2024年3月のX投稿では、秋葉原圏内でのイベント出演を90分5000円から請け負うと発表し、結婚式やホームパーティー、人生相談まで幅広い活動をアピールしました。また、上野や秋葉原など近場のイベントにも積極的に姿を現し、老若男女を楽しませる役割を担うなど、地域密着型の活動を続けています。これらの活動を通じて、豆乳さんは秋葉原の非公認ご当地キャラクターとして、地域の活性化に貢献しています。

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