
当時の状況など
2024年11月、とある「エキタグ」スタンプラリーのために神奈川県の各所を回っていたとき、たまたまJR国府津駅にて下車した際に見つけたものです。
関東の鉄道のことはあまりよく分からないのですが、こうして昔々の写真を眺めてみると、ノスタルジックな気分になりますね。とても良いものだと思います。
国府津駅自体は、今でこそ東海道線の終着駅の1つというイメージが強いのですが、やはり地元の方々に支えられてきたことで、今の姿があるものなのだな、と思わずにはいられません。
また近いうちに立ち寄る機会に恵まれたら良いなあ、なんて思っています。
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JR国府津駅(こうづえき)の略歴
国府津駅(こうづえき)は、神奈川県小田原市にあるJR東日本の鉄道駅です。以下に、国府津駅の歴史や特徴を簡単にご紹介します。
基本情報
- 所在地:神奈川県小田原市国府津
- 路線:東海道本線、御殿場線
- 開業日:1887年(明治20年)7月11日
国府津駅は、東海道本線と御殿場線の接続駅として機能しています。
歴史のポイント
1887年(明治20年)開業
- 東海道本線の駅として開業。
- 当初は東京から熱海方面への中継駅として重要な役割を果たしました。
この頃の東海道本線は、まだ熱海まで線路がつながっておらず、国府津から先は人力車や船、馬車などで移動する必要がありました。
1889年(明治22年) 熱海線(現・東海道線)の延伸により重要性が変化
熱海まで線路がつながると、国府津駅の中継駅としての役割はやや薄れました。
1924年(大正13年)御殿場線(当時の東海道本線支線)が開業
国府津駅が御殿場線の起点駅となりました。御殿場線とは、静岡県御殿場市を経由し、JR沼津駅(JR東海)まで向かう路線のことです。
以降、国府津駅は東海道本線と御殿場線の接続駅として利用されるようになります。
現在の駅の特徴
- 駅構造:地上駅で島式ホーム2面4線(※島式ホーム:ホームの両側に線路がある構造)
- 貨物取扱い:現在もJR貨物の駅として貨物列車の取扱いがあります。
- 周辺:住宅地が広がる一方、海も近く、釣りや海水浴に訪れる人も利用します。

その他のトピック
国府津車両センター
駅のそばには「国府津車両センター」というJR東日本の車両基地があります。東海道本線や湘南新宿ラインなどに使用される車両が配置されています。
国府津駅の名前の由来
「国府津(こうづ)」の地名は、古代相模国(現在の神奈川県)の国府(こくふ、国の役所)があったことに由来するといわれています。
まとめ
国府津駅は、
- 1887年に東海道本線の駅として開業
- 1924年から御殿場線の起点駅としても利用
- 現在も東海道線と御殿場線の接続駅
という歴史を持ち、周辺の交通の要衝(ようしょう=大事な拠点)として活躍してきた駅です。
貨物取扱いや車両基地の存在など、一般の利用者以外の用途でも重要な役割を担っています。
参考リンク
- 駅の情報(国府津駅):JR東日本
- 国府津駅 – ごてんばせんネット
- 〈鉄道開業150年記念〉JR国府津駅で「みんなのこうづ 思い出ミュージアム」開催中! – 神奈川・東京多摩のご近所情報 – レアリア(イベント終了済)
- 東海道線の“ナゾの終着駅”「国府津」には何がある? – 文春オンライン
