
この写真について
JR埼京線の戸田公園駅西口から徒歩3分ほど、交番の右手の方に設置されているマンホールです。
最近はマンホールにもQRコードが設置されているのもちょくちょく見かけるようになりましたが、これだけまっすぐな主張をしているマンホールも珍しいですね。マンホールの「X(旧Twitter)」という文言から察するに、設置されてからそんなに期間は経過していないと思われます(TwitterがXに変更されたのは2023年7月)。
近年は観光PRにマンホールが活用されてきている中、こういった形で公式サイト・SNSへのアクセスをやりやすくするというのはうまい試みですね。観光から日常生活まで、色々な場面での利用が想定できそうです。そして、あえて目立たせる色合い・デザインになっているところも良いと思います。
色々な意味で印象的な一枚でした。そして、今後も実用性と意外性を兼ね備えたマンホールが登場してきそうですね。

関連リンク
- 戸田公園駅西口に新しく登場マンホールはなんと全国的にも珍しい二次元バーコード付きのもの。その内容は・・・! : 戸田市に住むと楽しいな!
- ツイッターが「X」に名称変更、青い鳥のロゴも廃止に – BBCニュース(2023年7月24日付け記事)
【参考】「埼玉県戸田市」について
埼玉県戸田市は、県南部に位置し、東京都板橋区・北区に隣接する都市です。都心までのアクセスが非常に良好で、JR埼京線を利用すれば新宿や渋谷、池袋といった主要エリアへ短時間で到達できるため、東京のベッドタウンとして発展してきました。荒川を挟んで都内と接しており、都心に近いながらも比較的落ち着いた住宅地が広がることが特徴です。
市の面積はおよそ21平方キロメートルとコンパクトですが、人口密度は埼玉県内でも高い水準にあります。都市計画が進み、戸田公園駅周辺を中心に高層マンションや大型商業施設が立ち並ぶ一方で、緑地や公園も整備され、生活環境のバランスが取れています。特に「戸田公園」は市民の憩いの場として親しまれ、荒川沿いには広大な河川敷があり、ジョギングやバーベキュー、スポーツイベントなどが盛んです。
戸田市は「ボートのまち」としても知られています。1950年に完成した戸田漕艇場(戸田ボートコース)は、東京オリンピック(1964年)の会場として使用された歴史を持ち、現在でも全国大会や国際大会が行われる日本有数のボート競技場です。このため市のシンボルとしても「ボート」が多くの場面で登場し、スポーツ振興にも力を入れています。
交通面では、JR埼京線のほか、首都高速5号池袋線や外環自動車道が通っており、車での移動も便利です。市内の道路整備も進み、物流拠点としての機能も高まっています。また、近年は子育て支援や教育環境の充実にも注力しており、保育施設の整備やICT教育の推進など、若い世代が安心して暮らせる街づくりが進んでいます。
地域イベントとしては、「戸田ふるさと祭り」や「戸田橋花火大会」が有名で、夏の風物詩として多くの人々が訪れます。特に花火大会は荒川を背景に約1万発の花火が打ち上げられる大規模なもので、都内からも観覧客が訪れる人気イベントです。こうした文化的魅力と利便性の高さが融合した戸田市は、暮らしやすく活気に満ちた都市として注目されています。